2017 民進党代表選挙特設ページ
2017年8月21日

8月21日中央選管主催 代表選立候補者共同記者会見

本人の演説の全文です。

代表選挙に立候補いたしました、枝野幸男です。出馬することに決めた動機は、危機感と怒りです。党の再生はもちろんのこと、立憲主義がないがしろにされ、政治が私物化され、考えられないような情報隠蔽がまかり通ってしまっている。こんな政治の状況に、強い怒りを感じています。一刻も早く、まっとうな政治を取り戻さなければならない。

私はこれまで、官房長官や幹事長という、リーダーを支える立場で仕事をしてきました。いま53歳、官房長官は、現行制度では最年少でつとめさせていただきました。そうした経験を活かし、私だからこそできることがある。リアリズムと実行力をもって、いまの政治に代わる明確な対抗軸を打ち立てる。そのために、私自身が生まれ変わって、今度はリーダーとして、この党をまとめ、政治を動かしていく。そんな決意で立候補をいたしました。

最初に申し上げておきたいのは、この代表選挙、単にリーダーを替える、リーダーを選ぶという選挙にしてはならないということです。民進党そのものが、全体が変わっていく、その選挙にしなければならないと思っています。いまの民進党が置かれている状況は、リーダーを代えたからといってすぐに良くなるような、そんな甘い状況ではありません。一人ひとりが、それぞれの力を出し合い、持ち寄り、地道に一歩ずつ党を立て直していく。そのことなしに、党の再生はありません。その一人ひとりの力を集めていく、そのリーダーになりたいと、私は思っています。

幹事長として2年間、全国各地で、厳しいなか、頑張る自治体議員の皆さん、それを支える党員やサポーターの皆さん、候補予定者の皆さん、様々な声を聴いてきました。その中には、本当にたくましく、力強く頑張っている仲間が沢山います。全国には、国会議員のいない県が11あります。たとえば沖縄です。ゼロからというよりはマイナスから、30代の若い二人が、県組織の立て直しのために奔走してくれています。こうした力こそが、民進党再生の原動力だと、私は思っております。こうした地域の声や地域の力を、しっかりと繋ぎ合わせ、その力を最大化させる、そのためのボトムアップ型のリーダーとして、私はこの党を立て直していきます。

党の立て直しには、自民党とは違う明確な旗が、対抗軸が必要です。その一つは、自己責任型の社会を変え、多様性と支え合いの経済を取り戻すこと。前原さんのAll for Allと、大きく共鳴する理念だと思っています。問題はこれをどう具体化していくのか、どう進めていくのか。リアルで具体的なプログラムをしっかりとつくりあげていきます。原発ゼロは、もはやリアリズムです。官房長官や経済大臣としての経験を踏まえ、一刻も早い原発ゼロを目指します。専守防衛を外すような憲法改悪と、徹底してたたかいます。ジェンダー差別や、ヘイトスピーチなど、多様性をないがしろにしている問題、そして情報公開、こうしたところでも私たちには、自民党とは明確に違う対抗軸があります。こうした対抗軸をしっかりと示し、そして地域から、草の根から、地に足つけて、一時の風に流されることなく、民進党を、しっかりと立て直していく、その先頭に立たせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。